高脂血症になりやすい食生活
血液中に異常に脂肪分を多く含んだ状態になる高脂血症は、健康診断や人間ドックに入って血液検査で調べることができます。高脂血症の診断は、コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の3つの検査を行なうことにより診断をつけられます。
高脂血症には食生活がとても深くかかわっており、野菜不足や、脂分の多いバランスの悪い偏った食生活を続けていると知らない間に高脂血症になっていたと言うこともがあるのではないでしょうか。野菜嫌いで脂っこいものが大好き、甘いものが好きでついつい間食してしまう、仕事が不規則で規則正しく食事を摂ることができない、お酒が好きで深酒をしてしまう、常に運動不足でウエスト周りにお肉が付いてきているなどに当てはまり、思い当たる人は要注意で、高脂血症に限りなく近い状態になっているかもしれないです。
血液中の脂肪は、加齢によっても上昇する傾向にあり、男性では30歳くらいから、女性では女性ホルモンの働きが低下する閉経後に急に血清脂質や血清コレステロールが上昇し、高脂血症を発症しやすくなります。高脂血症を発症しないように、これらの時期以降は特に食べるものにも意識して、悪玉コレステロール値の上昇を抑え、食生活などに気をつけましょう。